Interview vol.1

名門・明治大学サッカー部が求めたのはタフで使いやすい、そして夏でも快適な人工芝

明治大学体育会サッカー部 栗田 大輔 監督
明治大学体育会サッカー部 栗田 大輔 監督

日本代表でも活躍する長友佑都選手を筆頭に、これまで数多くのプロ選手を輩出してきた明治大学サッカー部。2019年度もリーグ戦優勝、天皇杯出場など躍進を続け、すでに複数選手のJリーグ入団が内定しています。そんな名門サッカー部の練習拠点である明治大学八幡山グラウンドのサッカー場に2019年8月、ハイブリッドターフEXが新たに敷設されました。真新しい人工芝がまぶしい自慢の八幡山グラウンドで、ハイブリッドターフへの張り替えに至った経緯や導入の決め手、完工後の使い心地について、同サッカー部の栗田大輔監督にお話を聞きました。

耐久性、温度抑制、使いやすさを重視し、選手の意見も取入れた人工芝の選考

今回の張り替え前に使用していた人工芝は、今から13年前の2006年に導入された人工芝で、当初は素晴らしいものだったと聞いていますが、私が監督に就任したころには長年の使用で劣化が目立っていました。2015〜16年ごろから、経年劣化による問題が出てきましたので、アップの場所を変えたり、キーパー練習を傷みやすいゴール前から避けたりと工夫はしていたのですが、限界を迎えている感じでした。

耐久性、温度抑制、使いやすさを重視し、選手の意見も取入れた人工芝の選考1
耐久性、温度抑制、使いやすさを重視し、選手の意見も取入れた人工芝の選考2

張り替えが決まってからは、人工芝メーカー5社を対象に検討を進めていきました。求めていた要素は、まずは耐久性でした。次回の張替がいつになるかは分からないので、長期間良いコンディションを維持できる人工芝を求めていました。次に夏場の温度抑制、近年の猛暑では人工芝の表面温度がかなり高くなります。夏の猛暑でも快適なプレーができる環境を求めていました。また踏み心地が固くなく、芝クズが付かないなどの使いやすさも求めていました。各社からそれぞれ提案をいただいたほか、実際にグラウンドを使用する選手の意見を聞いたりして決めていきました。ハイブリッドターフを使っている他校のグラウンドについても選手は好印象を持っていたので、それも参考になりました。

パスのフィーリングなど、実際に使ってみて分かった『天然芝に近い使用感』

耐久性、温度抑制、使いやすさはもちろん、試合が行われるグラウンドは天然芝が多いので、それに近い環境になったのは良かったです。例えば、天然芝だと摩擦でパスのスピードも落ちますから、よりしっかり蹴らないとパスが通りません。この感覚を普段から意識できるのは大きな違いになると思います。

ハイブリッドターフEXを導入した現在、以前の人工芝だと簡単に通っていたパスがなかなか通らなくなったので、選手たちが「天然芝に近いね」と話していたのも耳にしました。

それから、アスファルトの上に敷く人工芝に比べ、土の上に芝が生えている天然芝の方が踏み込みを必要とする分、疲労度が高いのです。張り替えを行った際に、担当者の方からも、疲労度が変わるだろうと言われていましたので、選手はもちろん、ドクターやトレーナーにも伝えて意識的にケアをしています。これもハイブリッドターフが天然芝に近いからこそですね。

また、今回は充填剤にベージュのチップを入れてもらったのですが、温度抑制の面で相当いい効果を発揮しているだけでなく、見た目も大きく天然芝に近づきました。選手からは何一つ文句も出ていないですし、好印象を持てているようです。

新人工芝のグラウンドでは公式戦が開催されるなど、早くも張り替えの効果が

天然芝を思わせるきれいなピッチでプレーできるのは気持ちいいでしょうし、他校にも「うちのグラウンドに来てください」と胸を張って言えますね。先日は、台風の影響で予定が変更されたリーグの公式戦を、初めてこの八幡山グラウンドで行ったほどです。

新人工芝のグラウンドでは公式戦が開催されるなど、早くも張り替えの効果が

明治大サッカー部は伝統的に激しいコンタクトの多い練習をするのですが、地面がしっかりしているので思い切ってできますし、スライディングなどでのケガのリスクも低減できていると思います。

また、芝クズで寮や駐車場が汚れることもなくなったので、選手だけでなくサポートしてくれる人にもプラスになっています。

今後もこの新しい人工芝ハイブリッドターフEXの上で、明治大学サッカー部のコンセプトである「人間形成」をテーマに、常にチームに全力を尽くす姿勢などを通じて、見ている方に何かが伝わるサッカーを続けていきたいですね。

END
インタビュー実施:2019年10月
人工芝インタビュー写真1
人工芝インタビュー写真2
人工芝インタビュー写真3
人工芝インタビュー写真4
住友ゴム工業株式会社株式会社 住ゴム産業
YouTube